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煎茶から碾茶へ。猛暑適応と「抹茶×海外需要」に備える実装手順(後編)

前編では、猛暑年にやぶきたが不安定化しやすい背景を、水ストレスと樹冠面温度(葉温)という「測れる指標」によってまとめました。その根拠として、熱画像を用いた研究で、樹冠面温度が高い品種ほど水ストレスが著しいこと、そしてやぶきたは夏期の樹冠面温度が高く水ストレスが大きい品種の一つとして記載され

猛暑で「やぶきた」が揺らぐ。芽揃い・収量低下にどう備えるか(前編)

近年の猛暑で、やぶきたの芽揃い不良や収量低下に陥る茶園が増えています。静岡県では、茶園面積の約9割が品種「やぶきた」で占められているとされています。つまり、やぶきたが揺らぐ年は、個々の園だけでなく産地全体の供給と品質の安定性が同時に揺らぎやすい構造です。本記事(前編)では、

営農型太陽光とは何か。地域に受け入れられる“農業を支える再エネ”の条件

近年、太陽光発電をめぐっては、地域合意が不十分な開発型案件を中心に、慎重な目線が強まっています。その中で注目されているのが、農地を守りながら営農を続けることを前提にした「営農型太陽光(ソーラーシェアリング)」です。本記事では、制度の要点を踏まえつつ、地域に受け入れら

抹茶ブームは10年続く!海外需要に備える農家の戦略とは

海外での抹茶需要が急拡大し、国内のお茶農家の多くが煎茶から碾茶への切り替えを加速させています。昨今ではテレビなどでも取り上げられることが増え、気になっている方も多いのではないでしょうか。「なぜ今、これほどまでに抹茶が注目されているのか?」「有機抹茶のニーズとは?碾茶

猛暑・日照りから茶樹を守る!営農型太陽光発電の実力と有機転換の可能性

2025年の夏も例年以上の猛暑が続いています。全国の茶園では、前年の高温と日照りによる葉焼けや品質低下が深刻化し、収穫量にも大きな影響が出ました。実際に、主要産地では前年よりも20%以上の収量減となった地域もあり、農家の経営に大きな打撃を与えています。こうした気候変

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